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2022年の『ユリシーズ』―スティーヴンズの読書会

第4回読書会のお知らせ

開催日程:2019年12月22日(日)

予約開始日:

定員:先着45名

時間:13:00-17:00

第3回読書会のお知らせ

開催日程:2019年10月20日(日)

予約開始日:

定員:先着45名

時間:13:00-17:00

第2回読書会のお知らせ(受付は終了しています)

第2回読書会に参加ご希望の方は、下記項目を添えて、予約受付開始日の6/30(日) 21:00~以降に、workshop.stephens@gmail.comまでご連絡をお願い致します。

 

①お名前(ペンネーム・SNSのアカウント名でも可)

②ご連絡先のメールアドレス

③机有/机無(会場内で机席の必要数を把握するためです。椅子のみでOKな方は「机無」を選択してください。)

④懇親会:ご出席/ご欠席/現時点では未定

 

開催日程:2019年8月25日(日)

予約開始日:2019年6月30日(日) 21:00~*

定員:先着45名

時間:13:00-17:00

場所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2番地5丁目 北沢ビル1F Book House Cafe 2F「ひふみ座」

テキスト:柳瀬尚紀訳『ユリシーズ』(河出書房新社)第1挿話:10-45頁

参加費:500円(*学生無料)

懇親会:17:30開始を予定 神保町駅付近の居酒屋

 

*受信したメールの送信時間が6月30日20:59以前のご応募は無効となりますので、ご注意ください。キャンセルがでた場合、メール受信時間の早い方から順に連絡を差し上げ、参加希望をあらためてお伺いします。

第1回読書会のお知らせ(受付は終了しています)

日程:2019年6月16日(日)
時間:13:15受付開始~17:00
場所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2番地5丁目 北沢ビル1F Book House Cafe 2F「ひふみ座」
テキスト:柳瀬尚紀訳『ユリシーズ』第4挿話(河出書房新社, 2016年, 99-124頁)
参加費:500円(*学生無料)
懇親会(17:00-19:00)1人2,000円 *要予約

 

*参加受付は終了しております。会場スペースの関係から、当日参加の受付はできませんので、ご注意ください。

『ユリシーズ』と言葉の地図

読書会に参加した読者による疑問や意見をリアルタイムでマッピングしてつくりあげた「言葉の地図」を公開します。A3で印刷して、読者個人がマッピングできるように余白を設けてありますので、ご自由にお使い下さい。

 

(1)第4挿話の「言葉の地図」(jpg)

(2)第4挿話の「言葉の地図」(pdf)

(3)第1回スライド(pdf)

『ユリシーズ』の読者から

第1回に参加された方々のご感想や読書プログレスを公開しています。

(1)三月うさぎ(兄)さん(@march_hare_bro)の『ユリシーズ』ノート

ダウンロードはこちらから(pdf)



(2)オクスタ製文(@oksta7)さんからの読書会レポート

ダウンロードはこちらから (pdf)



読書会のご案内

今から3年後の2022年2月2日には、アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイス(1882-1941)が残した大著『ユリシーズ』が刊行100周年を迎えます。おそらくこれまでにない規模で、多くの専門書や一般向けの書籍が刊行され、世界各地でジョイスや同作に関連した講演やイベントが行われると予想しています。1904年6月16日(木)という1日に設定された物語は、刊行100年を経たときに果たしてどのような意味をもつのか?この記念すべき節目を迎えるにあたり、若手ジョイス研究者からなる当研究会“Stephens Workshop”は、2019年6月16日(日)のブルームズ・デーを第1回目とし、約3年をかけて『ユリシーズ』の読破を目指す全18回の読書会を開催します。

  

日程:2019年6月16日(日)

時間:13:00-17:00

場所:未定(都内の書店・イベントスペース・貸会議室を予定)

テキスト:柳瀬尚紀訳『ユリシーズ』河出書房新社, 2016年, 99-124頁

参加費:500円(*学生無料)

 

研究会の名前にもなっている「スティーヴンズ」という読書会のタイトルはジョイスの複数の小説作品に登場する主人公スティーヴン・デダラス(Stephen Dedalus)に由来しています。彼はどの小説でも、精神的に未熟な部分を見せ、進むべき道を決めかねている青年ですが、その半面、常に変化を続けて発展していく存在です。実際、『ユリシーズ』のスティーヴンが考える言葉ー「ぼくにはまだまだ学ぶべきことがある」(“I have much, much to learn”)ーはこの読書会の標語ともなってくれるでしょう。私たちは未熟な読者であるという前提からスタートすることで、「だんだんわかってくる」「どんどんつながってくる」「まだまだ分からない」過程が有意義になればと考えています。3年という長い時間の読書を経て、ようやく『ユリシーズ』の最後の言葉にたどりついたときの嬉しさは格別なものでしょうし、2022年のそのときまでに、私たちは途方もなく多くのことを学んでいるはずです。

 

読書会で第1挿話から第12挿話を扱う際には、故柳瀬尚紀氏が遺した畢生の翻訳『ユリシーズ1-12』(河出書房新社, 2016年)を共通のテキストとします。柳瀬氏の翻訳をはじめに選ぶのは、この本がおそらくまだ学術シンポ、合評会、公開読書会のような場で使われておらず、そこに埋め込まれた謎を参加者全員で解き明かしていける「完全に未開拓の本」であるからです。一語一語にこだわった訳書ですから、きっと多くの発見があると考えています。第13挿話以降は、丸谷才一、高松雄一、永川玲二らの手による集英社版の翻訳書を使用します。

 

読書会の進め方ですが、第1部では、企画者の南谷・小林・平繁が挿話の概説、神話的な技法、語り方や文体に関する説明を行い、つづけて映像・動画資料や1904年当時のダブリン市内の地図を活用しながら、挿話内の登場人物たちの足取りを追い、地誌的な理解を深めます。そして歴史的な要素にも注意しながら、私たちの21世紀現在の日常とつなげていきます。いずれダブリンに旅行に行かれる方にとっても、ワクワクするような事前準備になるだろうと考えています。第2部では参加者の感想を共有しながら、各自の知をより合わせて問題点や疑問点を話し合います(人前で意見を言うのが苦手な方もいると思いますが、読書会では匿名チャットボードを使って、スマートフォンがあれば簡単に匿名で意見発信ができる場も整えます。「人前で話すのはちょっと不安が…」という方も、安心してご参加ください)。第1回目は主人公レオポルド・ブルームが登場する第4挿話からはじめ、第2回目で第1挿話、第3回目で第2挿話...という順路を取りたいと思います。また第2回以降の冒頭部では毎回、前回の読書会を欠席された方が追いつけるように、ごく簡単な振り返りの時間を設けたいと考えています。『ユリシーズ』はどの挿話も単独で読むことができる面白さを備えていますので、ぜひ途中からの飛び入りをためらわずにご参加ください。

 

『ユリシーズ』は作品全体に散りばめられた百科全書的な知で有名ですが、すべてに詳注をつけて読み尽くすとなれば、読破には3年どころか、ジョイスが予言したように何世紀もかかってしまうでしょう。確かに『ユリシーズ』は情報量が多い小説です。しかしその物語に描かれているのは、私たちの普段の生活と地続きになったあたりまえの日常です。朝ごはんをつくること。飼っている愛猫をなでること。トイレで新聞を読みながら用を足すこと。近所の古本屋で物色をしたり、いつものカフェで軽食をとりながら、ライブパフォーマンスの歌に耳を傾けること。路傍の草花を愛で、蟻や蜘蛛などの小さな命に目を向け、思索に耽ること。あてどもない空想とともに街を歩いたり、静かに往来を眺めたり。鳥たちに餌をあげながら橋を渡ったり、海岸沿いの浜辺を目をつぶって歩いたり。郵便局で手紙を受け取ったり、お気に入りのレストランで食事をしたり、病院に寄って知人を見舞ったり、自宅でお客さんをもてなしたり。荒唐無稽な想像にひとりおかしくなったり、考えたくないことを意味不明な行動で打ち消したり、とつぜん思い出した過去を悔やんでは失意にくれたり。暴力や差別に震えるような怒りを覚えたり、人や動物の苦しみに悲しんだりすること。そういった「ごくふつう」のことです。実際に私たちがいつも生きている日常を意識しながら読み進めていけば、ある瞬間に私たちが毎朝歩いている道とダブリンの街の道がふとつながれて—決して比喩ではない意味で—文学の生きた言葉が立ち現れると思っています。

 

♢  ♢  ♢  

 

『ユリシーズ』に初挑戦する方、一度は挫折したものの再挑戦してみたいという方、そして読書会の形式のなかで再読してみたいという方の参加をお待ちしています!途中参加・途中離脱・再参加、何でもOKです。開催場所は、おおよその参加人数によって、アクセスのよい東京都内のイベントスペースや貸会議室等に決定したいと思います。

 

2019年6月16日(日)の第1回に参加希望の方は、南谷のtwitterアカウント(@YMINAMITANI)のDM宛もしくは、workshop.stephens*gmail.com(*を@に)まで、以下の項目を添えてご連絡ください。

 

(1)お名前

(本名である必要はありません。SNSのアカウント名でも結構です)

(2)ご連絡先のメールアドレス

*参加受付締切:2019年4月15日(月)

 

おおよその参加人数の確定後に、開催場所を決定して告知致します(*この際、場所によっては参加が難しくなる方もおられると思いますが、その場合にはキャンセルしていただいてかまいません)。参加費は一人500円(*学生無料)を検討しています。使用用途は会場の場所代、もしくは『ユリシーズ』一冊を抽選で次回からの新規参加者にプレゼントする企画、もしくは図書館・教育機関に寄付のいずれかをかんがえていますが、第一回に集まった方々の合議で決めたいと思います。

 

Stephens一同

南谷奉良

小林広直

平繁佳織